釣月寺の樹木葬としては、第2期になります。
第1期は私の知識が乏しかった事から、石材店の全面的な協力の下でしたが、第2期は釣月寺住職監修になります。
樹木葬に限った事ではありませんが、墓地を造成するにあたり石材店やコンサル業者に任せにするとメリットもあり、デメリットもあります。
メリット、デメリットを寺側、利用者側の視点で挙げてみます。
寺のメリット
①造成費:開発費の初期投資がない(業者負担)
②チラシの配布(新聞折り込み)などの販促は業者負担、現地説明なども業者が対応
寺のデメリット
①業者が儲かる仕組みの為、金額面やシステムに関して、住職の意向が全く反映されない
②売上の75%~80%は業者の取分、寺の取分は20%~25%
利用者のメリット
①業者が説明(ビジネスライク)するので、寺との関係を遠慮したい人向き
利用者のデメリット
①墓地を管理している住職とは顔を合わす事がないので、住職の人柄が分からない
②使用料金は、業者視点の金額設定の為、高額になる
なんだかんだで業者が儲かる仕組みになっています。
「住職の意向(金額面・システムなど)が全く反映されない=利用者の立場ではない(これ一番重要です)」という事が私としては一番気がかりな事でした。
新しい樹木葬は、業者に任せにしない「利用者の視点に立った金額設定」「利用者の視点に立ったシステム」「釣月寺住職が直接現地説明」以上の事を基本として行います。
大きい区画(31区画)と小さい区画(13区画)がありますが、小さい区画はペットと入れる区画とし、ペットと共に眠りたいという需要にも対応できるようにしました。
金額面は検討中ですが、骨壺での納骨、遺骨を骨壺から出しての納骨も可能です。
鳥のさえずりが聞こえる静かな環境で、使用期間の定めがなく、半永久的に使用する事ができる樹木葬です。
勿論、釣月寺の檀家でない方でも誰でも利用できます。
設置にあたっては、沼津市の許可を必要とする事から、現在は許可申請を行っている段階です。
正式に決定したら、再度御案内します。